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子どもの矯正装置その2

みなさま、こんにちは。院長の永野俊介です。

 

前回に引き続き、今回も矯正についてお話しします。

今回は、子供の矯正装置 第2、バイオネーター装置についてです。

 

子供の矯正とは、乳歯と永久歯が混在した時期に行う矯正のことで、成長期に行うことが特徴です。

この時期には、子供の成長をコントロールすることで、骨格的な不正に対しアプローチすることが出来ます。

 

今回は、日本人に比較的多いとされる、「下あごの成長が少ないために、出っ歯になってしまっている状態」 に対して用いる 「バイオネーター装置」 についてお話しします。

この矯正装置は、プラスチックと金属線で出来ており、取り外しのできる装置になります。

機能的矯正装置と呼ばれるもので、バネやゴムといった力ではなく、口の周りの筋肉の力を利用するというものです。

 

効果としては、

  1. ①下あごの成長を促進する

  2. ②上の前歯を内側に引っ込める

  3. ③下の前歯を外側に押す

こんなことが調整により可能です。

図で表現すると、青矢印のような効果が得られ、骨格的な問題と、歯の傾斜に対する問題の両方が改善されます。


成長を助ける装置なので、急激な変化を期待するものではなく、徐々に効果が表れるのが特徴です。

 

頑張って使っていると、上下の前歯の距離がだんだんと減っていきます。この変化は、患者さん本人も気づきやすいですので、歯並びが良くなっていくことを楽しみながら通院してくれる子が多いです。

 

この装置を使うことになったら、出来る限り装着する時間を増やして、頑張りましょう!!





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