Case 症例集

Case 症例集

ながの矯正歯科たまプラーザで治療を受けられた方の症例写真のご紹介です。
いずれの症例も治療前後で大きく変化しているのがおわかりいただけると思います。
歯並びにお悩みの方や矯正治療を検討されている方は、ぜひご参考になさってください。
※矯正治療は、公的健康保険対象外の自費診療となり、保険診療よりも高額になります。

※症例写真について

  • ・すべて当院で治療を完了し、掲載の許可をいただいた患者さまのものです。
  • ・トリミング(切り抜き)などを除き、画像の修正は行なっていません。
  • ・治療はすべて各患者さま固有の症例に対応したものであり、ほかの方への治療結果を保証するものではありません。

歯並びがガタガタしている

顎骨に対して歯が大きいため、歯がきちんと並ばずにガタガタに生えています。

Aさん:舌側矯正(上下)

  • 治療前

    治療前01
    治療前02
    治療前03
    治療前04
    治療前05
  • 治療後

    治療後01
    治療後02
    治療後03
    治療後04
    治療後05
年齢・性別 20代・女性 治療期間・回数 約24ヵ月
標準的な治療費用 約121万~143万円(税込)
主訴 前歯のデコボコが気になる。また、足りない歯がある。
問題点 下顎右側第二小臼歯・下顎左側側切歯の先天欠如、上下顎前歯叢生(デコボコ)
診断内容 右下5番、左下2番の欠損をともなう叢生に対する抜歯矯正治療
抜歯部位 左上4番、右上4番
治療に用いた装置 舌側矯正装置(上下)
治療内容 上顎は、前歯のデコボコ解消と前歯の適切な位置の獲得のため、前から数えて4番目の歯を左右で抜歯し、右下に残っている子どもの歯を抜歯する治療計画としました。治療が進むにつれ、次第に患者さまの笑顔が増えていきました。
この治療におけるリスク・副作用 装置の装着による違和感、歯の移動時の痛みが現れることがあります。

Bさん:舌側矯正(上:裏側、下:表側)

  • 治療前

    治療前01
    治療前02
    治療前03
    治療前04
    治療前05
  • 治療後

    治療後01
    治療後02
    治療後03
    治療後04
    治療後05
年齢・性別 10代・男性 治療期間・回数 約24ヵ月
標準的な治療費用 約99万~121万円(税込)
主訴 前歯(犬歯)のデコボコが気になる。
問題点 上顎右側第二大臼歯の先天欠如、上下顎前歯叢生(デコボコ)
診断内容 右上7番の欠損をともなう叢生に対する抜歯矯正治療
抜歯部位 左上・左下・右下小臼歯
治療に用いた装置 舌側矯正装置(上:裏側、下:表側)
治療内容 上顎は、右上の一番奥の歯が先天欠如のため1本少ない状態でした。そのため、左上・左下・右下の小臼歯を抜歯する計画としました。治療前は歯を磨きにくかったため、歯石や着色が認められましたが、デコボコが解消され、次第に汚れの付着も減少しました。きれいなだけでなく、虫歯や歯周病の予防としての自己管理をしやすい歯並びを獲得できました。
この治療におけるリスク・副作用 装置の装着による違和感、歯の移動時の痛みが現れることがあります。

上の前歯が出ている

上の歯が前方に出ている、または上顎自体が前に出ています。

Cさん:舌側矯正(上下)

  • 治療前

    治療前01
    治療前02
    治療前03
    治療前04
    治療前05
  • 治療後

    治療後01
    治療後02
    治療後03
    治療後04
    治療後05
年齢・性別 20代・女性 治療期間・回数 約24ヵ月
標準的な治療費用 約121万~143万円(税込)
主訴 上の前歯の突出感が気になる。口が閉じにくい。
問題点 前歯部水平的被蓋関係(上下前歯の前後的距離が大きい)、口唇閉鎖不全
診断内容 骨格性上顎前突に対する抜歯矯正治療
抜歯部位 左上4番、右上4番
治療に用いた装置 舌側矯正装置(上下)
治療内容 前歯の適切な位置を獲得するため、上顎は前から数えて4番目の歯を左右で抜歯し、下の歯は非抜歯にする治療計画としました。治療後、前歯が良好な位置へと変化したことで、自然な口元になり、無理をせず口を閉じられるようになりました。
この治療におけるリスク・副作用 装置の装着による違和感、歯の移動時の痛みが現れることがあります。

Dさん:舌側矯正(上:裏側、下:表側)

  • 治療前

    治療前01
    治療前02
    治療前03
    治療前04
    治療前05
  • 治療後

    治療後01
    治療後02
    治療後03
    治療後04
    治療後05
年齢・性別 20代・女性 治療期間・回数 約26ヵ月
標準的な治療費用 約99万~121万円(税込)
主訴 上の前歯の突出感が気になる。前歯で噛めない。
問題点 前歯部開咬(上下前歯の距離が大きく、噛み合わない)、口唇閉鎖不全
診断内容 前歯部開咬をともなう上顎前突に対する抜歯矯正治療
抜歯部位 左上4番、右上4番
治療に用いた装置 舌側矯正装置(上:裏側、下:表側)
治療内容 前歯の適切な位置を獲得するため、上顎は前から数えて4番目の歯を左右で抜歯し、下の歯は非抜歯にする治療計画としました。治療後、前歯の良好な接触関係を得られ、前歯で食べ物を噛み切れるようになりました。また、唇を閉じる際に顎の先にかなり力が入っていましたが、治療後には改善されたことがわかります。
この治療におけるリスク・副作用 装置の装着による違和感、歯の移動時の痛みが現れることがあります。

下の前歯が出ている

下の歯が上の歯よりも前に出ている、または下顎自体が前に出ています。

Eさん:唇側矯正(上下)

  • 治療前

    治療前01
    治療前02
    治療前03
    治療前04
    治療前05
  • 治療後

    治療後01
    治療後02
    治療後03
    治療後04
    治療後05
年齢・性別 10代・女性 治療期間・回数 約22ヵ月
標準的な治療費用 約77万~99万円(税込)
主訴 前歯の噛み合わせが気になる。
問題点 前歯部被蓋関係(上下の前歯が逆の被さり方をしている)
診断内容 歯槽性下顎前突に対する非抜歯矯正治療
抜歯部位 なし
治療に用いた装置 唇側矯正装置(上下)
治療内容 歯の位置、角度の計算から、非抜歯にする治療計画としました。押し込まれたような上の前歯を外に出すこと、また、上下の歯の左右のズレを改善することが治療目標となります。治療後、正しい前歯の関係と上下正中線の一致が得られました。
この治療におけるリスク・副作用 装置の装着による違和感、歯の移動時の痛みが現れることがあります。

前歯が噛んでいない

口を閉じたときに上の歯と下の歯の間に隙間ができ、噛んでいません。

Fさん:舌側矯正(上:裏側、下:表側)

  • 治療前

    治療前01
    治療前02
    治療前03
    治療前04
    治療前05
  • 治療後

    治療後01
    治療後02
    治療後03
    治療後04
    治療後05
年齢・性別 20代・男性 治療期間・回数 約28ヵ月
標準的な治療費用 約99万~121万円(税込)
主訴 前歯でうまく噛めない。
問題点 前歯部被蓋関係(上下の前歯が接触していない)
診断内容 前歯部開咬をともなう骨格性下顎前突に対する抜歯矯正治療
抜歯部位 右下4番
治療に用いた装置 舌側矯正装置(上:裏側、下:表側)
治療内容 骨格的なずれと、上下の歯の正中が不一致であることの改善策として、抜歯する治療計画としました。抜歯したスペースを利用して下の前歯を後方に引っ込め、上下の正中を一致させ、前歯が正しく被さるようにしました。
この治療におけるリスク・副作用 装置の装着による違和感、歯の移動時の痛みが現れることがあります。

噛み合わせが深い

噛み合わせがたいへん深く、下の歯が上の歯に覆われて正面からあまり見えません。

Gさん:舌側矯正(上下)

  • 治療前

    治療前01
    治療前02
    治療前03
    治療前04
    治療前05
  • 治療後

    治療後01
    治療後02
    治療後03
    治療後04
    治療後05
年齢・性別 20代・女性 治療期間・回数 約24ヵ月
標準的な治療費用 約121万円~143万円(税込)
主訴 上の前歯の突出感が気になる。
問題点 前歯部被蓋関係(上下前歯が深く噛み合っている)、上顎前突(出っ歯)
診断内容 過蓋咬合をともなう歯槽性上顎前突に対する抜歯矯正治療
抜歯部位 左上・右上小臼歯
治療に用いた装置 舌側矯正装置(上下)
治療内容 上の前歯の前突感、および噛み合わせの深さを改善するために、上の左右小臼歯を抜歯する治療計画としました。抜歯したスペースを利用して上の前歯を後方に引っ込め、上下の正中を一致させ、前歯が正しく被さるようにしました。
この治療におけるリスク・副作用 装置の装着による違和感、歯の移動時の痛みが現れることがあります。

歯と歯の間があいている

顎骨に対して歯が小さいため、歯と歯の間が全体的にあいていたり、前歯の中央に隙間があります。

Hさん:舌側矯正(上下)

  • 治療前

    治療前01
    治療前01
    治療前02
    治療前03
    治療前04
    治療前05
  • 治療後

    治療後01
    治療後01
    治療後02
    治療後03
    治療後04
    治療後05
年齢・性別 20代・女性 治療期間・回数 約24ヵ月
標準的な治療費用 約121万円~143万円(税込)
主訴 前歯の隙間が気になる。
問題点 前歯部被蓋関係(出っ歯)、上顎前歯部正中離開
診断内容 上顎前歯部正中離開をともなう上顎前突に対する非抜歯矯正治療
抜歯部位 なし
治療に用いた装置 舌側矯正装置(上下)
治療内容 前方に位置している上の前歯を、後方かつ上方に移動するため、非抜歯による治療計画としました。治療後は、前歯の正しい前後的・上下的関係が得られ、目立っていた正中離開も閉鎖できました。
この治療におけるリスク・副作用 装置の装着による違和感、歯の移動時の痛みが現れることがあります。

リスク 副作用

◯ 矯正治療にともなう一般的なリスク・副作用

  • 矯正歯科治療の一般的な治療費は60万~150万円、一般的な治療期間は2~3年、一般的な治療回数は24~36回となります。使用する装置、症状や治療の進行状況などにより変化しますので、参考程度にお考えいただき、詳細は歯科医師にご確認ください。
  • 機能性や審美性を重視するため、公的健康保険対象外の自費診療となり、保険診療よりも高額になります。
  • 最初は矯正装置による不快感、痛みなどがあります。数日から1~2週間で慣れることが多いです。
  • 治療期間は症例により異なりますが、成人矯正や永久歯がすべて生えそろっている場合は、一般的に1年半~3年を要します。小児矯正においては、混合歯列期(乳歯と永久歯が混在する時期)に行なう第1期治療で1~2年、永久歯がすべて生えそろったあとに行なう第2期治療で1~2年半を要することがあります。
  • 歯の動き方には個人差があるため、治療期間が予想より長期化することがあります。
  • 装置や顎間ゴムの扱い方、定期的な通院など、矯正治療では患者さまのご協力がたいへん重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
  • 治療中は、装置がついているため歯が磨きにくくなります。虫歯や歯周病のリスクが高まるので、丁寧な歯磨きや定期メンテナンスの受診が大切です。また、歯が動くことで見えなかった虫歯が見えるようになることもあります。
  • 歯を動かすことにより歯根が吸収され、短くなることがあります。また、歯肉が痩せて下がることがあります。
  • ごくまれに、歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
  • ごくまれに、歯を動かすことで神経に障害を与え、神経が壊死することがあります。
  • 治療中に金属などのアレルギー症状が出ることがあります。
  • 治療中に、「顎関節で音が鳴る、顎が痛い、口をあけにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
  • 問題が生じた場合、当初の治療計画を変更することがあります。
  • 歯の形状の修正や、噛み合わせの微調整を行なうことがあります。
  • 矯正装置を誤飲する可能性があります。
  • 装置を外すときに、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、補綴物(被せ物など)の一部が破損することがあります。
  • 装置を外したあと、保定装置を指示どおりに使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
  • 装置を外したあと、現在の噛み合わせに合わせて補綴物(被せ物など)の作製や虫歯治療などをやり直す可能性があります。
  • 顎の成長発育により、歯並びや噛み合わせが変化する可能性があります。
  • 治療後に、親知らずの影響で歯並びや噛み合わせが変化する可能性があります。
  • 加齢や歯周病などにより、歯並びや噛み合わせが変化することがあります。
  • 矯正治療は、一度始めると元の状態に戻すことが難しくなります。

舌側矯正にともなう一般的なリスク・副作用

  • 機能性や審美性を重視するため、公的健康保険対象外の自費診療となり、保険診療よりも高額になります。
  • 装置に慣れるまで発音しづらいなどの症状が出ることがあります。
  • 矯正装置を装着している期間は、適切に歯磨きができていないと、虫歯や歯周病にかかりやすくなります。歯磨き指導をしますので、毎日きちんと歯を磨き、口腔内を清潔に保つようご協力をお願いします。
  • 歯磨き、エラスティック(顎間ゴム)の使用、装置の取り扱い、通院などを適切に行なっていただけない場合、治療の期間や結果が予定どおりにならないことがあります。
  • 成長期の患者さまの治療では、顎骨の成長を予測し、現段階において適切な治療を行ないますが、まれに予期できない顎の成長や変化によって治療法や治療期間が大きく変わることがあります。また、顎の変形が著しい場合には、矯正治療に外科的処置を併用することがあります。
  • 歯を移動させることにより、まれに歯根の先端がすり減って短くなる「歯根吸収」を起こすことがあります。しかし、適切な矯正力で歯を移動させることでセメント質(歯根表面を覆っている組織)が修復されるため、歯根吸収のリスクを軽減できます。
  • 歯の周囲の組織は、治療前の状態に戻ろうと「後戻り」する性質があるため、治療後も数ヵ月から1年に1回ほどの頻度で通院いただいて歯の状態を管理し、後戻りを防ぐ必要があります。